長胴太鼓

長胴太鼓紹介

太鼓といえばこの長胴太鼓が最も親しみのあるものかと思います。別名、宮太鼓とも呼ばれお囃子・創作太鼓や神社やお寺などで幅広く使われております。
当店では長胴太鼓は1尺から大きいもので3尺以上まで製作しています。

長胴太鼓の胴は中央がやや膨らんでおり音を鳴らしたときに反響しやすいように作られています。
太鼓の面直径のサイズによって大きさが変わり、一般的に1尺4寸・1尺5寸あたりを標準として2尺以上を大太鼓、1尺3寸以下を小太鼓としています。
(地域によっては長胴太鼓の大きさの定義も変わるためだいたいの目安として) 長胴太鼓の直径が大きくなるにつれ深みのある腹に響くような迫力のある低音が鳴ります。

長胴太鼓の胴について

長胴太鼓 目有材

長胴太鼓の胴は一本の丸太から削りだした、くりぬき胴を用いています。
くりぬき胴を使うことによって太鼓を打ったときに音が漏れることなく胴の内部で反響しあい、倍音や残響音がよく出る和太鼓の音になります。
また、くりぬき胴はよく乾燥されたものを使うので胴自体は何十年、中には100年近くも使えるものもあります。

長胴太鼓の胴材質は欅(けやき)と目有材(栓やシオジなど)を使用しています。
欅材はとても堅く丈夫で木目が綺麗ではっきりと出るので和太鼓の最高級品とされています。

目有材は欅に近い性質を持ったもので、木目も欅に似たような形になっています。

当店では栓やシオジなどを太鼓の目有材として使っています。 長胴太鼓の金具は2時と10時の位置に2箇所取り付けています。

長胴太鼓の皮について

当店では科学薬品を使っていない糠なめしを用いた国産牛の皮を和太鼓の皮として使っています。そのため一般的な太鼓に見る真っ白ではなく、少しあめ色がかった色の皮に仕上がっています。

糠なめしは皮の繊維を傷めない昔ながらの製法ですので、非常に丈夫で粘りがあるためすぐに破れるといった事もなく長くお使いいただけます。また、使い込むことによって音の響きが深くなり味のある和太鼓の音になります。

長胴太鼓 耳付き長胴太鼓 耳なし

長胴太鼓の耳付き・耳なしについて

太鼓の皮を引っ張る際に金具を通す部分を「耳」と呼んでいます。(鋲の下の皮をまくってある部分)

太鼓を何年も使っていくとどうしても緩んでくるときがありますが、皮に耳が付いていれば「吊り直し」ができます。 一度鋲を外して引っ張り直すのでまたピンと張った皮の状態に戻すことができます。 費用も両面で太鼓張替えの5分の1の費用でできますので、演奏する機会の多い方には耳付きの長胴太鼓をおすすめします。

長胴太鼓1尺1寸長胴太鼓 栓材

太鼓の金具位置について

当店で製作する長胴太鼓の金具(カン)の位置は2時と10時の2箇所につけています。
また、関西などでみられる太鼓のように金具を4箇所につけることも可能です。その場合は金具代の追加料金がかかります。

過去の製作品

2尺4寸長胴太鼓 本欅

2尺4寸長胴太鼓 本欅

1尺6寸長胴太鼓 目有材(栓)

1尺6寸長胴太鼓 目有材(栓)

1尺3寸長胴太鼓 巴紋

1尺3寸長胴太鼓 巴紋